原題を直訳すると

Planet of the Apes

猿(類人猿)の惑星


Beneath the Planet of the Apes

猿の惑星の地下に


Escape from the Planet of the Apes

猿の惑星からの脱出


Conquest of the Planet of the Apes

猿の惑星の征服


Battle for the Planet of the Apes

猿の惑星のための戦い



2作目の邦題は『続 猿の惑星』。  “地下”とか“ミュータント”の単語が入っていたら、タイトルからして主役がボケていたところなので、単純な邦題でマル。3、4作目を飛ばして、シリーズ5作目は『最後の猿の惑星』。馴染んでしまっているせいか、深く考えなければ違和感はないが、安易な邦題であることは否めない。

 A氏「今回の邦題はどうする?」

 B氏「最後だから“最後の猿の惑星”でいいんじゃね?」

ぐらいな遣り取りだったのだろうと推測できる。

シリーズもので『インディ・ジョーンズ 最後の聖戦』、『ランボー 最後の戦場』、『ハロウィン6 最後の戦い』のようにサブタイトルで “ 最後の ” が入る映画は数多く存在するが、メインタイトルの頭に “ 最後の ”を付けてる映画は浮かばない( “ファイナル” や、シリーズものでなければ多数あり)。


新作の原題はRise of the Planet of the Apes ” だから

直訳は猿の惑星の起源 といったところか。


邦題は『猿の惑星 創世記(ジェネシス)』。

これまでの“べた”な邦題とは違い、いくつか候補を挙げ時間をかけて討論したと思われる。また、旧5部作の映像は、予算の都合上、スケール感を出すことが出来なかったが、この辺りもどのように描いているか期待したい。


2011.06.27

 

原作「猿の惑星」のエンディング

映画『猿の惑星』 ('68)は、『戦場にかける橋』('57)の原作者として知られるフランスの作家ピエール・ブールの小説『La Planet Des Singes』('63)の映画化。映画化にあたり『戦場にかける橋』のマイケル・ウィルソンと「ミステリー・ゾーン」のロッド・サーリングが脚色を担当し、製作アーサー・P・ジェイコブスらの手によって映画が完成した。エンディングの内容は原作と異なり、ジェイコブスと「ピンク・パンサー」シリーズのブレイク・エドワーズによって考えられた。エンディングをどうしたらよいものかと二人で食事をしながら考えていたところ、窓越しに見える壁に描かれた自由の女神を見て、あのラストシーンが閃いたという。原作の方は、オリオン座にある一つの惑星(猿の惑星)から宇宙飛行士が地球に戻ると、そこも"猿の惑星"になっていたというお話しで、映画とは異なる。一作目の『猿の惑星』以外は、映画用のオリジナル脚本でシナリオライターのポール・デーンらがそれを担当した。

1998.04.29

こぼれ話し   1/4

宇宙船の目的地

 ケープ・ケネディから打ち上げられた宇宙船の目的地は、オリオン星座に属する恒星ベラトリックス(2等星・青色巨星・表面温度23,000度程度)。この恒星を探査するために飛び続けた。原作は地球から640光年先のペテルギウス(1等星)。オリオン星座に属する赤色超巨星で、大きさや明るさは太陽の1000倍以上。質量は太陽の約20倍で、近い将来、超新星爆発を起こすと言われている。

2011.07.05

見ざる、言わざる、聞かざる

『猿の惑星』の監督:フランクリン・J・シャフナーは東京生まれ。テイラー役のチャールトン・ヘストンは親日家であったことも有名であるが、ヘストンが日光東照宮を訪れたときに、三猿の彫刻を熱心に眺めていたことがあった。ヘストンが監督と相談して、裁判のシーンで三匹の猿に、“見ざる、言わざる、聞かざる”のポーズをさせたと言われている。

2011.07.05

予算と全米興業収入とリック・ベイカー

『猿の惑星』 

580万ドル

3,340万ドル


『続 猿の惑星』 

300万ドル

1,749万ドル


『新 猿の惑星』 

250万ドル

1,230万ドル


『猿の惑星 征服』 

170万ドル

970万ドル


『最後の猿の惑星』 

180万ドル

880万ドル


Planet of the Apes/猿の惑星』

1億ドル

1億8千万ドル



一作目。予算580万ドルのうち、約100万ドル( 総予算のおよそ17%) が特殊メイクに費やされた。『Planet of the Apes/猿の惑星』で特殊メイク効果を手がけたのはマイケル・ジャクソンのMV『スリラー』を手がけたことでも有名なリック・ベイカー。このMVの中でゾンビとしても出演していた。『Planet of the Apes/猿の惑星』では年老いたチンパンジーで出演。


2011.07.09

 

ジョージ・テイラー

 チャールトン・ヘストンはジョージ・テイラー役で出演したが、“ジョージ・テイラー”と名乗ったり、呼ばれたりしたことは無い。

2011.07.09

仲間意識

一作目の撮影の合間、自然に同種(オラウータンはオラウータン同士、チンパンジーはチンパンジー同士、ゴリラはゴリラ同士)で集まる傾向があったそうだ。映像はドキュメンタリー『猿の惑星のすべて』などで見ることが出来る。

2011.07.09

ゴリラのメイクで

Planet of the Apes/猿の惑星』の撮影中、マイケル・クラーク・ダンカンが足首を捻挫。ゴリラのメイクで病院に行くことになってしまったそうだ。

2011.09.01

続・猿の惑星のパンフレット 先に刷られた方は・・

表紙の右下にジェームズ・フランシスカスが写っているものと、写っていないものがある。どちらが先に制作され刷られたのか。そんなことはどうでもいいし、まったく関心がないという人と、少しは気になるという人もいると思う。因みに私は大いに気になる。しかし、ネットで調べてもこの辺りの情報が見つからない。と言うことで前置きが長くなってしまったが、以下の点から、ジェームズ・フランシスカスが写っていない方が先に制作され印刷・製本されたと思われる。


その1. ヘストンやハリソンなどが同場面であるにしても、フランシスカスの色合いだけが不自然。

その2. パンフレットの中ページ右上にある写真を左右逆にして表紙に持ってきただけなので、デザインされてるとも言い難く、急遽、刷り直した感が強い。


第一作目で主役を演じたヘストンが最初と最後で出演しているものの、主役はフランシスカス。ヘストンが出ているのと出ていないのでは、興行的にも全然違ったであろうし、ヘストンとフランシスカスでは格も違う。しかし、内容的には脇役になってしまったヘストンが表紙になって、主役のフランシスカスが表紙になっていないのは少し不自然。少し程度だから、制作した際、気にも留めなかったのだろう。パンフレットの最終ページに印刷年月日や発行年月日が明記され、どちらも昭和45年7月31日印刷、昭和45年8月1日発行となっているが、先に刷られた方はヘストンのみの方だろう。詳しい方がおられましたら、ご指摘などお待ちしております。



2011.09.25

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